リーダーが育つ55の智慧 (ニトリ会長 似鳥昭雄)

家具屋でカーテン販売

数十年前
家具屋にカーテンを置いてるお店はなかった。

現在
いろんな家具屋さんにカーテンは販売されていて、当たり前となっている。

誰よりも先んじる  続ける事が大切

ニトリは創業当時ぐらいからカーテンの販売をしていたが、全く売り上げもなかったそう。
当時カーテンを販売している家具屋さんというのは存在していなかったので、
お客さんの頭の名中にもカーテンを買いに家具屋さんに行くという発想は生まれなかった。
つまり、世の中に広まっていないから、成果はでないのは当たり前。
しかし、10年かかり、カーテンや寝具を家具店で取り扱ってるという事が広まり、今の結果につながっている。
ニトリでは数十年前からやっていた為、他の会社は追いつけないという事実があり、このリードは大きいという。

夢は100倍ビジョン

 普通の計画だと今まで通りの事をやっていても叶う。100倍の目標を掲げるからこそ、
 普通のやり方ではない方法が思いつく。非常識が世の中を作るのかもしれない。
 ・誰もが見える場所に目標をはる。 →みんなが意識する。
 ・今は非常識でもひたむきに努力していれば、常識に変わる。
 ・誰よりも先んじる やっていない事はやる。

即断 即決 即行

【すぐに決めれぬ人】失敗を恐れている故に動けなくなる事が多い
【すぐに決めれる人】仕事も自然と集まってくる。

  判断ミスがあったとしてもすぐにやり直せば良いのです。
  悔いのない人生。後悔するくらいならやってみて失敗した方が良い。

  即座に判断した結果、会社がつぶれるほどのダメージでなければ、授業料だと思って、割り切ればいいと考えるようにした。

【処理能力の高い人】 仕事を目一杯に抱えがち。
 抱え込みすぎている状態では、なかなか前に進めませんから、まずは捨てるのです
 ・求められてくるのが見切りで、むやみに抱えない事が重要
 ・大勢を左右しないのであれば、他スタッフに任せるのがイイ!
 ・重要度が低いのであれば、その仕事をやめてしまうのもあり。

常に30秒の間に決める
 その代わり部下には3つの提案をする様にと。
 ただし、その3つは、部下が事前に10個の中から厳選した物である事。
  ※最終的に失敗した場合
  ニトリルールでは 提案した人の責任になる。
  提案する人は、緊張感を持って仕事に取り組む事になる。
  
  提案において、重要なのは質より量  量をこなす事で、自ずと質も上がってくる

自前の文化を築く 

成功の5原則
①ロマン ②ビジョン  ③意欲 ④執念 ⑤好奇心

普通に考えれば出来そうにない事に挑むにはそれなりの意欲が必要 目標達成には失敗を繰り返すだろうが、それでもあきらめない執念も書かせない。 今まで通りの事を続けていては、達成できないビジョンを掲げているのだから、 新しい方法を考える事が前提で、それをはぐ雲のが好奇心


5大スローガン
・一番主義  常にトップを目指す。2番手3番手に甘んじない
・集中主義  1つの事に集中しないと成功は掴めない。
・先制主義  誰よりも先んじるの所で説明した通り
・経験主義  できるだけ沢山の事を経験させる事。人は失敗して成長するする生き物なので、 
・ビジョン主義  目標を掲げて、達成する事に必要なのものは何なのかを逆算して、計画する事。

戦略は逆算

壮大なビジョンを確実に果たす為に、 ワークデザイン という手法を用いている。
 30年先を見据えたビジョンを10年ごとに分割して、 それぞれに目標を設定し、さらに3年ごと、1年ごと、週ごとと言った単位でも 目標をたてていく事です。
 目の前の小さな目標は努力すれば、乗り越えられるレベルの物ですし、どんどんクリアし続けていく事で 着実に大きな目標にむかって近づいていく事が出来ます。 同意時に意欲もいっそう増していく物です。

家具屋でカーテン販売